第1部 :実践で役に立つ!ワークショップ

交流の場だけでなく、実践的なスキルを学べる場も提供してほしいという声をいただいたので、今回はトライアルで3時間の少人数ワークショップを開催してみました!テーマは「3D」で、デザイナー向けにはBlenderの勉強会、エンジニア向けにはWebGL活用のワークショップを開催しました。
https://idid-workshop-01.peatix.com/
デザイナー向け|アートディレクターが教える、制作現場におけるBlenderの『可能性』

講師:鎌田 亮平
デザインディレクター / デザイナー / Paraph編集長
https://twitter.com/reitenichi
https://x.com/Paraph14
Webでは一般的になりつつある3D表現。一見すると難しそうでハードルが高そうな3DCGですが、今回のワークショップでは初心者でも始めやすいようにBlenderの基礎的な使い方から3DCG製作の一連の流れをじっくりと解説し、各々が制作を行うワークショップになりました。
当日の講義の流れ:
・前半:Blenderの基礎的な使い方、3DCG製作の一連の流れの解説
・後半:iDIDロゴを3DCG化!ロゴを使って作品画像を作ろう
参加者からの声
基本をきっちり丁寧に教えていただき、SVGを立体に出来たのが嬉しかったです!
Blenderは手をつけようとしても、何処から始めれば良いのか分からなかったので、今回の講座で実際に触って制作の流れを掴むことができて良かったです!
初心者すぎてついていけるかな…?と不安でしたが、1から丁寧に教えていただけたのでしっかり理解することができました。最後にiDIDのロゴをもとに自由に制作する時間もあり、復習しながらつくれてすごく楽しかったです!

エンジニア向け|オリジナルのシェーダを記述してひとつ上行く表現領域へ!Three.js実践系ワークショップ

講師:ドクサス|杉本 雅広
WebGL 開発支援サイト wgld.org、normalize.fm (ポッドキャスト)の運営、WebGL 総本山の記事執筆及び運営、スクールや勉強会を主催。
https://x.com/h_doxas
Three.js が提供してくれる恩恵を活用しつつも、オリジナルのシェーダを用いてより発展した表現へと向かう、その第一歩を踏み出すことを目指した講義を開催しました。
当日の講義の流れ:
・前半:Three.js のルールをおさらいしつつ、独自のシェーダを扱うための基本を説明します。
・後半:実際にシェーダを記述しながら、いくつかの表現について理解を深めます
参加者からの声
短い時間の中で作成の大まかな流れを掴めました!画像へのレンダリングだけでなく、Webへの展開の仕方も解説いただけて良かったです!
ドクサスさんの説明が何より丁寧で分かりやすく頭に入ってきました。難易度もちょうど良く後はできれば時間を延長しても大丈夫なので手を動かす時間が欲しかったなと思います。
やはり杉本さんの講義は丁寧で分かりやすかったです。内容的にもThree.jsやGLSLの良い復習になった上に、改めてシェーダの楽しさや可能性を感じてもっと表現の幅を広げていきたいと思えました。

第2部:クリエイター交流会「来たれ!ヤングクリエイターズ」

そして、夕方からはおなじみ「クリエイター交流会」。トークテーマは「来たれ!ヤングクリエーターズ」ということで、各制作会社の「ヤングクリエイター」に集まっていただいてお話を伺いました。
https://idid-03.peatix.com/
◆トークセッション1:MASKMAN Inc.



2024年内で拝見したサイトの制作の裏側を教えていただきました。クライアントへの提案の「粘りと凄み」をお聞きしました。2〜3ヶ月で制作したという、制作期間の短さにも驚きでした。
紹介されたサイト
林士平のイナズマフラッシュ
忘却バッテリー19巻発売プロモ
◆トークセッション2:FunTech Inc.



平均年齢が20代のFunTechさん。自社のコーポレートサイトの制作の予定不調和、泥臭く作り続けることについて語っていただきました。
紹介されたサイト
FunTech(ファンテック)コーポレートサイト
◆トークセッション3:spicato inc.



紹介サイトの素材は作ったのか、撮影したのかなど、トークを聞いてくださるみなさんからの質問がいろいろ出ていたのがこのセッション。注目度の高さが伺える回でありました。
紹介されたサイト
こがしバターケーキ
◆トークセッション4:necco inc.



トークの締めを担当してくださったのは、neccoさん。サイト実績のAwarefyは3DCG、キャラクター、動画、音楽など社内のメンバーで制作されています。そんなneccoさんの企業カルチャーを深掘りしたトークとなりました。
スポンサー企業のご紹介
今回は、イベントを盛り上げてくれるスポンサー企業にも参加いただけることになりました。Studio株式会社からは、Studioを使った制作を行う企業とともに「実績の裏側トーク」を展開。PAY株式会社からは、制作現場で取り入れやすい決済サービスをご紹介いただきました。
ノーコードツール|Studio株式会社


決済サービス|PAY株式会社


写真で振り返る、イベントの様子





これからのiDID
恒例となってきたクリエイター交流会も5回目を終えました。SNSの超えた横のつながりも増え、お仕事に繋がったり相談相手になったりというお話を耳にするようになりました。うれしい..!iDIDはこのデジタルデザイン業界がさらに発展するように次の活動を準備中です。ぜひご注目ください!
それでは、また!