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1月の気になるサイト10選! / 2026年

iDIDメディア編集部
iDIDメディア編集部
2026.02.28

こんにちは、iDIDメディア編集部です。二月になって微かに春の気配がするようになってきましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。さて今回も恒例サイトまとめ記事の更新です。2026年1月に公開されたサイトを10点、ピックアップさせていただきました。どれも2026年という新しい年を感じさせるようなフレッシュなサイトが集まってます。春の息吹をからだで感じながら、今月も話題のサイトを見ていきましょう。それではどうぞ!

1. gaaboo Inc.

会社が目指すWOW文化がサイトのいたるところに滲み出たサイト

FVのイラストレーションがPOPで印象的なこのサイト、発想が新鮮なんです!gaabooというロゴが途中で「go above and beyond × ♾️」という企業バリューに変化するんですが、ロゴを「バリューの説明場所」として使うという発想が斬新。Topicsでは画像をホバーする度にキャラクターがどんどん増えていったり、お問合せボタンでは飛行機が飛んでいったり。カラフルでかつ横に揺れる見出しテキストなんかもとっても楽しい。サイトのいたるところに会社が目指しているWOW文化が滲み出ています。ちょっとしたギミックひとつでもサイトが色鮮やかに楽しくなるのか、という発見もあったサイトでした。

Client:株式会社gaaboo
Creative Direction, Direction, Planning, Project Management:原田大地(MEFILAS)
Art Direction, Design:酒井宏輔(MEFILAS)
Technical Direction, Programming:金納達弥(MEFILAS)
Illustration:オリハラケイコ

2. SHOYA KAJITA

ハンド操作やタッチ操作でサイトを動かせる驚愕のサイト

ウェブディベロッパーのShoya Kajitaさんのポートフォリオサイト。なんとこちら、サイトを「ハンド操作」や「ポインター/タッチ操作」で動かせるという、インタラクティブ・体験型のポートフォリオサイトになっています。Hand: Onにしてカメラの使用を許可したら、指を使って、モニターから離れていてもクリックやスクロールができる。まるで魔法ですよ。「次世代UXの1つとしてどう表現できるかに挑戦してみた」とのことで、リアルタイム表現による「情報」ではなく「体感」に主軸を置いたポートフォリオです。

制作:Shoya Kajita

3. ふみの

ジャケットに象徴されるパーソナルでアナログな雰囲気がかわいいサイト

ちゃんみなが主宰する「NO LABEL ARTISTS」のアーティスト「ふみの」のオフィシャルサイト。ふみのさんが好きな色である「紫」を基調としたサイトで、デビューシングル「favorite song」のジャケットに象徴されるような、パーソナルな雰囲気やインディー感、アナログ感にかわいさと、手作り感あふれるサイトになっています。フッターではロゴが踊っている!FVのミュージックビデオエリアは新作が出る度に変わるのかもしれませんね。このサイト、公開時からいろんなところで「かわいい」というコメントでもちきりでした!今後の更新も楽しみです。

制作:tote inc.

4. MILEZ

ロゴが左へ右へ馳せ参じる=MILEZの体現

「日本の伝統・文化・技術を継承する」ことを目的としたプロジェクト「MILEZ」。ロゴは参の旧字体「參」と「ズ」でMILEZということかなと想像しますが、このロゴが左へ右へ馳せ参じる(=参る!)ところがかわいく、歩くことでなおロゴを体現しています。点と点がつながって線になる、というプロジェクトを視覚化した演出が粋ですね。コンテンツが縦と横を軸に作られているのは織物のようなものを想起しているのでしょうか。この静かに発せられる「ものをつくる音」もまた印象に残る、凛々しさと奥ゆかしさのあるサイトですね。

Technical Director/Back-end Developer:TAISEI DOFUKU
Art Director/Designer:JIN OKUMA
Front-end Developer:ITEM
Art Work:KAMISOE
Photographer (Art Work):KAI TAMAKI
Logo Animator:KANTA MOCHIDA
Sound:MATSUMOTO KAZUYA

5. Paw inc.

ドラッグで自分だけの道を描く体験ができるサイト

「今日を人生をワクワクで彩る」がミッションのPaw inc.のコーポレートサイト。「ワクワク」がキーワードで、サイト内ではなんと、ドラッグでカラフルな線を縦横無尽に描いていく体験ができるようになっています。というのも、Pawは”Palette”と”Way”の2つの言葉の頭文字から由来しているようで、まさに「パレットで自分だけの道を描く」体験ができるというわけですね。その自分で描いた絵でできた壁紙をDLできるのも面白いです。どこにどの情報があるか分からないところも、「道は一本道ではなくどこにでもある」という考えの表れだと感じました。

Client:Paw inc.

WEBSITE_
Creative Direction, Art Direction:林英和(mount inc.)
Technical Direction, Development:岡部健二(mount inc.)@kenjiokabe
Art Direction, Design, Planning, Project Management, Information Architect :山﨑末鈴(mount inc.)@mrnymsk_
Development, Planning, Project Management, Information Architect:山下亜加里(mount inc.)@luce__akr
Produce, Project Management:吉田耕(mount inc.)
Copy Writing:原麻理子 @haramarikko
Photography:嶌村吉祥丸
Collage Advice:佐藤百実(Paw inc.)
Special Thanks:須多望(mount inc.)@soundmuta 勝又菜摘(mount inc.)

LOGO_
Creative Direction, Art Direction:林英和(mount inc.)
Design, Art Direction:山﨑末鈴(mount inc.)@mrnymsk_

6. 松尾工務店

ロゴのカラーをビジュアルに見事に落とし込んだサイト

FVが美しいです。松尾工務店には4色で構成されたグラフィカルなロゴがあるんですが、このヘッダーにあるロゴは白い。なんと、メインビジュアルにその「4色のカラー」が流れ込んでいるんですよね。そして、ビビッドでありながら美しいグラデーションを形成している。ロゴの概念が伝わってくるような表現です。

それは採用ページでも体現されていて、ここでは4色のビビッドなカラーが分離され、それぞれの色がスタッフの横顔を照らしている。「会社のビビッドなカラー」と「働く人の凛々しさ」が分かち難く結びついていることの表れに思えました。SHIFTBRAINと中野さんがタッグを組んでいますよ。

Client: MATSUO KOMUTEN Co.,Ltd.
Producer: Yoko Manabe
Lead Front-end Developer: Sayaka Kiyose
Front-end Developer: Serika Ikurumi
Motion Designer: Yonsan Kim @yonsankm
Director, Planner, Copy Writer: Pahyan Kitagawa (CHO-P inc.) @ChankoPahyan Art Director, Designer: HiroakiNakano @HiroakiNakano Photographer: Rintaro Kanemoto @torintaro

7. 土と風

土と風という言葉の抽象性を「イメージ」で引きつける

地域に宿る自然、文化、暮らし=「地域文化資本」の活用やまちづくり事業を手がける土と風のコーポレートサイト。二枚の写真を「と」で結び、それらが切り替わっていくFVの見せ方が秀逸。「土」と「風」という言葉はともすればスケールが大きすぎてイメージがしにくいものだと思うのですが、この「二枚の写真」により、解像度がグッと上がっている。言葉に対する抽象的な印象を「イメージ」で引き付けることに成功しているサイトです。

Credit:Creative direction:木村なほ美(株式会社土と風)
Design:制作パートナー、木村なほ美(株式会社土と風)
Development:KOOO

8. クロネコヤマトの宅急便 50周年サイト

このサイト、フッターがなんだか気になるのだが…

宅急便誕生50周年記念プロジェクトサイトということで、宅急便が生まれてから50年の歩みを、感謝の気持ちとともに紹介してくれます。宅配トラックのアニメーションとともに歴史を教えてくれるのですが、ちゃんとコンテンツがアーカイブ化されて見やすくなっているところもポイントですね。年代ごとにイラストレーターが違うところが面白い。

でも、このサイト、これだけではないんです。フッターになんか、気になるものがありませんか?ぜひフッターまで余すことなく見てくださいね。

Our Role [Web / Movie]
Direction / UX : Yasunori Kadokura @cadkura
Direction : Ken Hirose @hiro_sekken
Art Direction / Design : Eito Takahashi @o_t_i_e
Illustration [’76- ’89] : おかちぇけ @okacheke
Illustration [’97- ’04] : 南波タケ @tooiikara
Illustration [’07- ’24] : 生田目和剛 @NabatameKaztaka
3DCG Design / Movie Edit : Ken Hirose, Atsuya Ikeda, Mayo Nouchi, Chie Dempo
Motion Design : Eito Takahashi, Ken Hirose, Atsuya Ikeda
Sound Design : Kenji Yoshida (Daji Studio)
Produce [Movie] : Toru Hosaka (earls)
Front-end Engineering : Kentaro Mito(Armsnox)
Project Management : Maiko Nishiura
Creative Produce : Ryuta Modeki

9. 中川誠也ポートフォリオ

ユーザビリティと自由との葛藤から生まれたサイト

UX / CMS Developerの牧瀬(中川)さんのポートフォリオサイト。テーマは「使い勝手なんて、どうでもいいじゃないか。」。「ユーザビリティやアニメーション不要という考え」と「自主制作の楽しさ」の自身の中での矛盾と葛藤から生まれたサイトで、すでにコンセプトが面白い。WORKSを見ると知っているウェブサイトがいくつも出てきて、だからこそこの真逆のようなサイトを作った事実が面白いですね。

でも、こういう自主制作の楽しさに振ったサイトって「新たな発見」も出てきやすいように思います。例えば、整頓されて分かりやすすぎても入り込めない。別に全部の情報が見たいわけではなく、見たいコンテンツをつまんで見るだけでもいいよね、など。これも「分かりにくくても構わない」心性だったからこそ生まれる発見なのかもしれませんね。

牧野さんが制作秘話をnoteに書いていますので、こちらもどうぞ。
デザイナーが自主制作で成長する方法とGeminiとWebポートフォリオを作った。|牧瀬誠也

制作:牧野誠也

10. 富山BPOタウン

オペレーターのイメージを刷新して見せた採用サイト

まず、FVの横顔イラストが印象的なわけですが、それだけではなく、一目見て「オペレーターに関する仕事」であることがわかる。そして、他にもテキスト情報がある中で「人のチカラで、人のちからに。」というコピーがしっかり入ってくる。訴求力の強いFVですね。

そしてオペレーターって「顧客対応が大変そう」というイメージがあったのですが、カルタ型コンテンツやコンセプトムービー、インタビューなどを通じてオペレーターという仕事への価値観を「大変な仕事」から「意義ある仕事」へと刷新してくれる。実はなかなか戦略的な採用サイトです。

ウェブデザイン:佐藤大輝 (Seesaw Inc.)

おわりです!

2026年1月の気になるサイトまとめ、いかがでしたでしょうか。
今月もまた、どのサイトも面白かったですね!

アイディアや発想が斬新で新しい風を感じた「gaaboo inc.」。ハンド操作でサイトを動かせるという信じられない体験型ポートフォリオ「SHOYA KAJITA」。MVに4色のカラーが流れ込む「松尾工務店」。抽象的な言葉の解像度をデザインで上げた「土と風」。ユーザービリティと自由さの間の葛藤から生まれた「中川誠也ポートフォリオ」。オペレーターという仕事の価値観を刷新した採用サイト「富山BPOタウン」が印象的に映りました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は2月のサイトまとめですね。その頃にはもっと暖かい春が訪れていることを期待して、キーボードの指をとめ、PCから離れたいと思います。ではでは、また。

iDIDメディア編集部でした!

Credits

Text, Edit:仲村直(すなおん)(iDIDメディア編集部)

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